ゆめの木のある日常

日常のちょっとしたことのつぶやき

私が0歳の頃のはなし

ふと、昔聞かされていた事を思い出しました。

 

私が生まれた時は、酷い喘息持ちだったそうです。生まれて半年くらい経った時のこと…

 

兄が交通事故で入院することになったのです。当時、兄もまだまだ小さく、付きっきりで居てあげないといけない状況でした。

 

その時、交通事故の加害者の方が、兄の入院中、責任感から退院するまで私の面倒を見させてください。と申し出てきたのです。

 

今では考えられない事ですが、当時…私の両親の生活も苦しく、共稼ぎをしていたこと、兄の看病をしなければいけないこともあり、その申し出を受けて私はその加害者夫婦に3カ月預けられました。

 

その夫婦には子供が居なかった事もあり、それはそれは大切に私の面倒を見てくれていたそうです。

 

その夫婦の住んでいた所はとても自然が多く、空気も澄んでいた喘息持ちにはとても良い環境でした。

 

そうです。そこで預けられていた3カ月で私の酷い喘息はすっかり完治していました。

 

そして、別れの時…

その夫婦は私に対して愛情が出てきてしまい私を養子に欲しいと申し出てきたのです。

 

さすがに受けることはありませんでしたが、私との別れを惜しんで沢山泣いていたそうです。

 

ふと、どんな夫婦だったのか…

会ってみたいですね(╹◡╹)

 

当時はそんな事もある時代だったのかな…

 

3カ月間ありがとうございました!

そしてそれがキッカケで喘息も完治しました。本当にありがとうございました!

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